我が家で新型コロナウィルスの影響が一番大きいのは子供たちです。
チビ助3は今年度(2020年度)から小学校に入学しました。
しかし入学式と翌日の始業式に出席しただけで学校は休校となりました。
チビ助1とチビ助2は3月中旬からもう2か月も休校です。
私の仕事は4/23から完全休業でしたが、GW明けから業務再開となりました。
仕事をしながら(テレワークはできない仕事なので)人との接触を8割減らすには電車通勤を止めるしかありません。
通勤を自家用車へと変更しました。(あとたまに自転車)
いつごろ元の生活に戻るのか。
もしくはしばらく制限が続くのか。
色々なデータ、グラフを見て世の中の状況を確認しているのですが、奥さんから「毎日そんなにデータばっかり眺めてる素人いないよ」と言われてしまいました。
そんなわけで普段どのようなサイトを利用して情報を集めているか紹介します。
・COVID-19 Dashboard by the Center for Systems Science and Engineering
アメリカの私立大学ジョンズ・ホプキンズ大学のサイト。マスメディアに登場する世界各地の感染者数などはココのサイトからの引用がほとんど。
ここで世界各国の大まかな感染状況を確認します。
・Covid Trends
サイエンスライターのAatish Bhatia氏(なんて発音するのでしょう?)が作成した両対数グラフ。右上のタブで表示を変えることができます。
・Confirmed Case(感染者数)とReported Deaths(死亡者数)の切り替え
・Logarithmic Scale(対数表示)とLinear Scale(数直線表示)の切り替え
表示されるグラフはジョンズ・ホプキンズ大学のサイトやNYTimesのデータを使用しています。
ここで国別の感染者数、死亡者数の増加減少のペースがどうなっているのか確認します。
・対数グラフで伝染病を見る
http://graph.moo.jp/pdf_comic/log_20200429.pdf
対数グラフとは何ぞや?という人も多いと思います。数学で「log」ってやったの覚えてませんか?覚えていない。そうですか。
文系の方は社会に出て一度もお目にかかったことがないって人がほとんどかもしれません。そんな方になぜ伝染病の感染者・死亡者数を対数で表示するのか?ということをわかりやすく説明した漫画です。対数ってやったけど何だっけ?という方は是非読んでみてください。
竹田かずき氏:グラフ哲学舎(http://blog.graph.moo.jp/?eid=21)より引用
・日本国内の新型コロナウイルス (COVID-19) 感染状況追跡
なんとなく世界の感染状況がつかめたら国内にも目を向けましょう。日本国内の感染者数、回復者数、死亡者数が分かるサイトです。
県別で表示されるので各地域の状況が分かります。
私の居住している神奈川県の様子と影響を大きく受ける東京の様子を確認します。
この記事執筆時(2020.5.9)現在で岩手県ではまだ感染報告はあがってきていません。( ゚Д゚)スゲー
余談ですが岩手県知事の達増拓也(たっそ たくや)氏はジョンズ・ホプキンズ大学の大学院で修士号を取得しています。
・チャートで見る日本の感染状況新型コロナウイルス
日本経済新聞社のサイト。
東京都のCPR検査数や10万人あたりの感染者数が分かります。
都道府県別の人口10万人あたり感染者数、年代別の人口10万人あたり感染者数など様々なグラフが載っています。
その中でも下から2段目左側の「感染者、回復した人、死者の数」のグラフで病院の稼働状況を確認します。
・新型コロナウイルス感染者数・死者数のトラジェクトリー解析【国別】
札幌医科大学が作成する国別かつ人口100万人当たりの感染者数、死亡者数が分かるグラフ。国ごとに発表される単純な数字だけ見てもその国の中でどれだけ広がっているのか、ダメージがあるのかはわかりません。人口も国土の広さも年齢構成も違う。ここでは人口100万人当たりの数字に直してグラフにしています。すごく小さな国(例えばバチカン市国とか)を除くと世界でもベルギーのやばさが目立ってるのが分かります。
(正確には札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門が作成。)
他にも良いサイトはたくさんありますが、調べだすときりがないですね。
単純な数字だけでなく、グラフとしてみることで外出自粛した効果が上がったこと(グラフの数値が下がってきたり、傾きが変わったり)を目の当たりにすると、もう少し頑張ろうという気になりますよね。