前回、新型コロナウィルス関連のたくさんのサイトを紹介しました。
奥さん「で、結局どれが一番重要なグラフなの?」
私「どれが重要というか、示している内容が違う」
奥「そいうことじゃなくて、どれを見ればわかるのか一つだけにして」
私「一つだけ?(; ・`д・´)」
奥「そう。一つだけ。みんなそんなに一日中グラフばっかり見てられる人じゃないから」
私「世界中の人がデータ集めてこれだけの情報になってるのに一つだけ選べと?」
奥「そう。断捨離して」
私「・・・・(*_*;マジカ」
・
・
・
私「わかりました。('◇')ゞご注文を承りましょう。それで一番知りたいことは何ですか?」
奥「今どのくらい感染リスクがあって、これからどうなるか。あと、小学校がいつから再開されるか。あと、いつごろになったらマークイズ(桜木町)で買い物でき」
私「ちょ、ま!わかりました。可能な限りご要望に応えましょう(/・ω・)/エライコッチャ」
初めに頭に浮かんだのは日経のサイトに載っているこのグラフでした。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-chart/
感染した総数よりも、そこから回復した人を差し引いて現在治療中の人がどれくらいいるのかが大事だと思います。
ただ、このグラフだと治療が必要な人の数はわかりますが、症状が軽い人と重い人の比率がわかりません。重症の人がどれくらいいるのかがわかるグラフがないものか・・・。
グラフではないのですが、新型コロナウィルスの対策病床がどのくらい埋まってきているかわかる一覧表。
対策病床がどの程度埋まっているのかがわかれば医療体制がどの程度ひっ迫しているのかの目安にはなると思います。
ただ、やはり重症度がわかるデータとは少し違う・・・。
イタリアのデータですがありました!
薄いピンク:自宅隔離患者 濃いピンク:入院患者 赤:ICU内の患者
貼り付け元 <https://fukononikki.hatenablog.com/entry/icu>
入院患者のうちどのくらいの人がICUに入っているかというのがわかります。
でも公的機関のものでは見つけられませんでした。
これの日本版があればいいのですが・・・。
日本集中治療医学会のHPに集中治療室に入っている人で人工呼吸器を使用している患者数のグラフがありました。
横断的ICU情報検索システムという一般には非公開のシステムに蓄積されたデータから出力したグラフと書いてあります。
日本のICU総ベッド数6500のうち5500ほどがこのシステムに登録されているそうです。
求めているグラフに一番近いのはこれでしょうか。
今回はここまでしか探しきれませんでした。
(もう少し良い答えがありそうですが。もしくは違う切り口も。)
全国一斉休校が要請されたのが3月2日から。
このときICUに入って人工呼吸器を使用しているケースは34件でした。
5月10日現在では228件。
学校がいつ頃再開されるかはデータを加味した上での政治的な判断となるとおもいます。この数字が34件より少なくなればOKというものではないですが、再開を判断する時期が近付いているのかを見極める目安にはなると思います。
今回は新型コロナウィルスの現状がわかるグラフを「一つだけ」提案するという無茶な議題を考えてみました。
たくさんの人が病気と向き合いつつ、統計的な処理をして素晴らしいグラフを提供してくれることに改めて敬意と感謝を感じました。('◇')ゞ
( ゚Д゚)ベンキョウニナルナー