みんな持ってるツールケース。
(缶やサドルバックの人もいるけど。)
トラブルが起きた時しか中身を見れないので、他人がどんなものをもって走っているのかなかなか知る機会はありません。
私の中身を見せるので、今度あなたのツールケースの中身も見せてください(゚Д゚)ノ
基本的にツールケースの中身は、週末に軽く40km走るときも、100kmのツーリングや1泊以上の旅行の際も構成を変えなくてもすむようにしています。
普段から使い慣れたものでないと、いざというときになかなかうまく修理できないという考えからです。
自転車に乗り始めてから、出先でのトラブルに遭う度に中身が更新されていきました。ここ最近は出会うトラブルにほぼ対処できるような中身に固定されてきたので紹介します。
<左側>
タイヤレバー×2(パナレーサー)
小型プライヤー
チェーン切+コマ2個
六角レンチ(2.0㎜~8㎜)
+ドライバー(1号)
単4電池
ニトリル手袋×1双
<右側>
チューブ×2(タイオガ:ウルトラライトインナーチューブ)
インシュロック数本
タイヤブート(パークツール)
パンク修理パッチ(パナレーサー)
一番出番が多いのは間違いなくタイヤレバーとチューブでしょう。
タイヤレバーはスポーツ車を乗り始めた時から使っているパナレーサー。3本セットで売っていますが2本あれば十分タイヤは外れます。
チューブは高くて軽いパナレーサーのRエアや、値段の安いコンチネンタルのものを使ってきましたが、入手性と重量のバランスでタイオガのウルトラライトに落ち着きました。
たまたま家にRエアがありましたので測ってみたら驚きの結果に!
まさかウルトラライトの方が安いのに軽いとは。
(バルブは両方とも仏式48㎜)
値段は ウルトラライト2本 ≦ Rエアです。
(=゚ω゚)ノ バイイジョウチガウノカ
痛まないようにラップで包んで「700C」とマジックで書いてあります。(我が家の予備チューブはサイズたくさん!(MTB:22,24,26,27.5インチ、700C、MR-4の24*1)
逆に出先で一度も使ったことないのがチェーン切とコマです。私も、私と一緒に走る仲間もチェーンが切れるというトラブルはあったことがありません。しかし、チェーンが切れるとどうにもならないので持ち歩くようにしています。仲間内で誰か一人でも持っていれば十分ですね。
この中で意外と他の人が携帯していなのが
・タイヤブート
・インシュロック
・プライヤー
になると思います。
タイヤブートは長距離走るときはぜひ持っていただきたい。みんなが持っていないせいで、常に2枚持っています(‘◇’)ゞ
泊りのツーリングで何度助けられたことか。
インシュロックはケーブルやテールライトを固定したり、ホイールのスポークが飛んだ時に固定するときに役に立ちます。(飛んだスポークを隣に固定してとりあえず帰ってくる)プライヤーは自転車よりも泊りの時にバーナーの修理に使ったりする方が多いでしょうか(/・ω・)/
六角レンチとドライバーは小型の別々のものを使用しています。昔は携帯用のマルチツールを使っていましたが、使い心地は個別の工具の方が圧倒的に良いです。多少かさばりますが、使い心地を優先して個別のものを使うようになりました。
ニトリル手袋(ゴム手袋)は整備した後に手を洗えないこともあるので携帯しています。
あと、この先ないことを祈りますが、誰かが多量の出血を伴うシリアスなけがをしたときに対処するためという意味もあります。これは昔受けた赤十字の救急法の講習で講師の方が
「普通の人が出血している人の治療を素手でするのはハードルが高いし、リスクもある。手袋が一枚あるだけでかなり安心できるのでレスキューにはぜひ手袋を入れてください」
という教えが元になっています。
(2019年の白馬サイクリングで危うく出番があるところでした)
逆に持っていないのがCO2ボンベでしょうか。パンクした時に一分一秒を争って復帰するようなライドには参加する機会がないというのが一番大きな理由です。パンクした時はお互い様なので仲間に待っていてもらうか、次の休憩ポイントまで先に行って待っててもらうか。
昔は小型空気入れとCO2ボンベを両方持っていました。でも空気を入れそこなうことを考えるとボンベも複数持って、その上予備の小型空気入れも持って・・・。結局ツールケースにインフレーター&ボンベ×2本、小型空気入れを入れるとチューブは一本しか入らない。1回パンクしてチューブ使い切ると帰りが心もとない。(≧◇≦)モウパンクデキナイ
そんなわけでチューブ2本とフレームに空気入れを付けるスタイルになりました。
フレームに付ける空気入れはACORの空気圧計がついているもの。
本体に付いているインシュロックは取り付けた位置からずり落ちてフレームに当たらないようにするための滑り止めです。
二段階に延びてストロークが長いのと、握りと足踏みがあるので高圧まで楽に入れられます。(たたんだ状態:30cm→伸ばした状態:60cmまで伸びます。)
8気圧までゲージがついています。
バルブは仏&米両方に対応しています。
シートチューブにつけてペダリングで当たらないギリギリの大きさです。
それとポンピングするときに空気入れの底がアスファルトで削れてしまうので、使用済みのチューブを貼り付けて保護してあります。
導入する前は「ぺダリングの時に擦れて気になるかな?」と心配しましたが、意外とこの位置はかすりもしません。シートチューブに付けると車体の重量が増えて嫌だな、と思っていましたが、トラブル時の作業性・快適性を考えるともう戻らないかな。
そんなわけでツールケースの中身でした。
今度、機会があったら仲間のツールケースの中身をのぞいてみたいと思います。
(*’▽’)ミンナミセテネ