前回の記事でツールケースの中身を出してみると意外とたくさん入っていました。
ここで疑問がわきます。
ツールケースの内容量はどれくらいなのか?(。´・ω・)?
ツール缶などは水を入れて計るという方法がとれそうですが、ツールケースだとそうもいきません。
考えます。
ポク(*_*)
ポク(*_*;;
ポク(*_*;;;;
チーン(=゚ω゚)ノヒラメイタ!!
車のトランク容量を計測するのにVDA方式という計測方法があります。
200×100×50mm(容量1リットル)の箱を詰め込んで何個入ったか、というものです。一般的な車のトランク容量はこのVDA方式で計った値がカタログに載っています。
■VDA方式■
VDA. ドイツ自動車工業会 (Verband der Automobilindustrie)が提唱している計測法式。ISO3832。
これを基にしたJIS規格もあります。
https://kikakurui.com/d0/D0303-1998-01.html
箱を詰めるという何ともアナログな計測手法のため、詰める人によって結果が異なります。このため自動車メーカー各社には箱詰め職人がいるなんて話があったり、なかったり。
VDA方式を参考に10×10×10mmくらいのサイコロ状のものを詰めることができればよいのでは?と考えました。
しかし、、、うーむ。
それらしきものは家の中に見当たりません。
それではこれはどうでしょう?
これを1Lの容器に詰めて何個入ったかを数えれば容量が計測できそうです。
レゴの箱を探します。
・・・(・ω・)ナイ
同じ形のレゴを1L分集めることができません。
そこで!
人形だけを集めます。
我が家にあるものをかき集めても全然足りません。
そこで実家から私と弟が遊んだレゴの中から人形だけ送ってもらいました。
1Lの容器にこのレゴの人形が何人入るか計測します。
台所から麦茶を作るタッパーウェアの容器と秤を拝借します。
(奥さんが怪訝そうにこちらを見ています)
水を1,000g入れます。
1Lのラインはココになります。
多少の凸凹は目検です。
90人入りました。
試しに500mlの計量カップに詰めてみます。
(奥さんが呆れた顔でこちらを見ています)
これで45人です。
1L=レゴの人形90人分と定義しても問題なさそうです。
以後、このサイトでは
1L(1リットル)
=レゴ人形90人分
=1LFL(LEGO Figure Litre)
とします。
(お仕事でISOとかJISとか担当している人、怒らないでください(‘ω’)ノ)
いつも使っているツールケースに詰めます。
閉まりました。
このツールケースには44人入りました。
1Lは90人分となりますので、
44/90LFL=0.489LFL=0.489L
このツールケースの容量は約490mlとなります。
詰めてみると、やわらかいツールケースの場合、人形にフィットして多めに入ってるような感じです。硬質なツールケースだと不利な感じもあります。
しかし、空気の容量を計るよりも実際に近い値が計れたのではないでしょうか。
今度、仲間のツールケースにも人形詰めてみようと思います('◇')ゞ