【ロードバイク】富士山一周ツーリング【ふじいち】
自転車のツーリングコースで「○○いち」と呼ばれる、ある場所を一周するツーリングコースが各地にあります。
琵琶湖を一周する「琵琶一」
淡路島を一周する「アワ一」
など、西の方がなんとなく豊富なイメージがあります。
スポーツ、特に自転車は西高東低の節があります。
そんな中、東の代表的コースとしてお勧めしたいのが富士山の周りを一周する「富士一」です。
今回は8月初旬の富士一ツーリングのレポートです。
ルートラボのサービスが終了してしまったので、ナビタイムのコースビルダーで事前計画します。
https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/5816a5c057e54eb39bbb68a86359842e
走行距離:121.6㎞
獲得標高:1780m
スタート:道の駅すばしり
ゴール:道の駅すばしり
左回り(反時計回り)
08:00 平均年齢47歳のおっさん6人が道の駅すばしり(地図の№G)をスタート
国道138号線を山中湖方面へ北上します。
スタートしていきなり上り。
5㎞で標高+220mほど上り。
別荘地を下って富士五胡の一つ目:山中湖が見えてきます。
キャンプのお客さんでにぎわっています。
(それでも例年よりだいぶ少ないでしょうが)
森の駅(という名のドライブイン)がありましたが、早朝のため自販機しかやってません。
そのまま国道138号線を河口湖方面へ進みます。
河口湖周辺は東京オリンピックの自転車コースにもなっていることから、しまなみ海道のような青い自転車走行を補助するような矢印・線が引いてあります。
富士五湖周辺は舗装の状態はあまりよくありません。
タイヤは23Cより25Cが適していそうです。
富士急ハイランドのジェットコースターを右手に見ながら進みます。
県道707との交差点を右折し、河口湖大橋へ。
河口湖の北側県道21号線を西へ進みます。
河口湖はジェットスキーを楽しむ人たちがいます。(あとスワンボート)
河口湖南西側湖畔にある「道の駅かつやま」(地図の№8)に寄り道して休憩。
9:45。ここまで1時間45分=36.8㎞。
道の駅目の前が芝生の広場になっています。(*’▽’)ステキ
サイクルラック完備。
ソフトクリーム(¥350)をいただきます。
ここでメンバーの一人、NRCさんがスタート地点までUターンします。
どうしても出席しなくてはいけない会議のため車へ戻ります。
車内からWEB会議に参加です。
( ゚Д゚)ミライダナー
是非またの機会に一周しましょう。
河口湖から西湖→精進湖→本栖湖→朝霧高原を目指します。
西湖の北側を走り抜けます。
西湖はバス釣りのを楽しむ人が多いですね。
富士五胡のなかでも最小の精進湖。
湖畔を通ろうとすると遠回りなので見るだけです。
国道139を南下します。
本栖湖にいたっては遠目で見るだけ。
本栖湖と言えばモンキーターン(ⓒ河合 克敏)を思い出しますが、現在は競艇養成機関「本栖研修所」は閉鎖・移転され、福岡県柳川市の「やまと競艇学校」となっています。
本栖湖を抜けると青木ヶ原の樹海の中を進むことになります。
樹海と聞くと恐ろしいイメージがありますが、8月初旬は「新緑」といったさわやかな雰囲気の中を走ります。
標高が高いため平野部に比べて1か月~1.5か月くらい季節が遅いでしょうか。
8月なのにアジサイがきれいに咲いていました。
11:40「道の駅朝霧高原」(地図の№11)に到着です。
スタートから60.9㎞。
道の駅かつやまから1時間20分=24.1㎞。
建設業の方にはおなじみの富士教育訓練センターが目の前にあります。
(建設業各社の新入社員研修や各種資格の研修を行う施設です。今年はCOVID19の影響で訓練受け入れてくれませんでしたが)
お昼ご飯に「肉丼」をいただきます。
ヨーグル豚(よーぐるとん)というブランド豚を朝霧高原で飼育しているようです。
「ヨーグルト状に発酵させた餌を食べて育った豚の肉です。」とのこと。
朝霧高原から御殿場を目指します。
道の駅朝霧高原からは国道139号線ではなく、一本富士山側の農道?を行きます。
途中県道71号線に合流しひたすら南下します。
この朝霧高原からはオートバイのツーリングの人たちが増えてきます。
自転車よりもオートバイが多いですね。
景色が大変よく、北海道のような景色が続きます。
リトル富良野といった感じでしょうか。
標高が高いためまだトウモロコシの背が小さいです。
外気温24°の表示が出ていました。
涼しくて快適(=゚ω゚)ノ
天気は良かったのですが、富士山の周りは厚い雲で覆われて、今回は山の姿を拝むことはできませんでした。
快調に来ましたがここでパンクです。
同じメンバーが続けてパンク。
おかしいと思い見てみると、チューブだけではなくタイヤごとやられてました。
またしてもタイヤブートの出番です。
みなさんもぜひ一枚携帯してください。
(5人中私しか持ってなかった (+_+) )
チューブを1本しか持っていないと、一回目パンクした後は予備チューブなしで走らなくてはなりません。(゚Д゚)ノココロボソイデショ
是非ロングツーリングの際は予備チューブ2本持ちましょう。
30分ほどロスをして、上井出の交差点を県道72号線(富士白糸滝公園線)を御殿場方面へ。
奇石博物館を通り過ぎると奇妙な看板が・・・。
ヤギです!(=゚ω゚)ノ
この顛末は前回書きました。
13:45「やぎの木登りカフェ」(地図の№15)に到着です。
スタートから80.6㎞。
道の駅朝霧高原から1時間35分=19.7㎞。(パンク二回含む)
朝霧高原から県道72号線(富士白糸滝公園線)で御殿場を目指すと中々良い休憩地点がありません。「やぎの木登りカフェ」おすすめです。
カフェによらなくても駐車場に水道と自販機があります。
やぎの木登りカフェ→御殿場→道の駅すばしりを目指します。
カフェまでは下り基調の気持ちいいサイクリングでしたが、ここから道の駅すばしりまでは登り基調になります。
やぎカフェを出た直後に標高400mの登り、
その後御殿場まで標高400m下って
御殿場からまた標高400m登る。(/・ω・)/
120㎞の最後にこれは結構きつい・・・。
1回目の400m登りきる富士サファリパークあたりでロングツーリング初参加のIさんがかなりきつそう。
足がつりそうとのことなので2RUNを飲んでもらいます。
ハンガーノック気味なのでみんなから羊羹やらクリームパンやらを差し入れ。
少し元気になりました。
長い距離走るときは早めに休憩が取れればいいですが、多めの補給食と2RUNがあると安心です(=゚ω゚)ノ
すこし雨がぱらついてきました。
残り8㎞の地点でWEB会議が終わったNRCさんが車でお出迎え。
「きつければ回収するよー」とのことでしたが、Iさんも「もう少し頑張ってみる」と。
しかし120㎞走って最後の400mUPはきつかったらしく、Iさんは最後の2㎞で惜しくも回収となりました。
これに懲りずにまた行きましょう。
17:40「道の駅すばしり」(地図の№G)に到着です。
スタートから121.8㎞。
やぎの木登りカフェから3時間=41.2㎞。
いやー楽しかった(*´з`)
テールランプ消し忘れだ(/・ω・)/
走った後は道の駅すばしりから車で1分ほどのところにある温泉で汗を流します。
みなさんお疲れ様でした。
まとめ
コース作成時に最後のアップダウンをみて最初は右回り(時計回り)にして体力のあるうちに坂をこなそうというつもりでした。
しかしNRCさんが会議があるけど、どうしてもツーリングにもいきたい!ということで、通信状態の良い山中湖周辺をスタートにして富士五湖だけでも一緒に走れればということで「道の駅すばりし」スタートの左回り(反時計回り)になりました。
(しかし、車の中からWEB会議とはすごい時代になったもんだ(^^)/)
結果的にこれが正解でした。
富士五湖は景色がいいので明るいうちに走った方が断然気持ち良いです。
また、夕方になると富士五湖方面から御殿場市街(東名御殿場インター)へ向かう車で渋滞するので、「道の駅すばしり」をスタートにするなら左回り(反時計回り)の方が走りやすいです。
はしりごたえ十分(走行距離120㎞、獲得標高1800m)で、首都圏から車でも輪行(輪行の場合はJR御殿場駅スタート・ゴール)でも行けて、景色が富士五湖、樹海、高原と移り変わり、標高が高いので真夏でも気持ちいい。
東を代表するツーリングコース「富士一」おすすめです!
https://www.navitime.co.jp/coursebuilder/course/5816a5c057e54eb39bbb68a86359842e
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