最近、ちび助2がインターネットでキャンプ道具を物色しています。
どうやらキャンプに行きたいようです。
ちび助2「パパ、ソロキャンプ行こう!」
まーむ「え!?(・Д・)ノ ソロキャンプって1人でキャンプ行くってことだよ。」
ちび助2「え!?(・Д・)ノ そうなの?」
まーむ「1人で行くの?」
ちび助2「行かないよ。パパとソロキャンプ行く」
まーむ「そっか。じゃぁ自転車で行くか」
ちび助2「え!?(・Д・)ノ」
そんなわけで自転車でキャンプに行けるようなテントを探しました。
いろいろ見比べました。
MSR(あんまり軽くないな)
モンベル(収納性がもう一つ・・・)
アマゾンで中華テント(価格差考えるとそんなに安くないな)。
いろいろ比較した結果、NEMO(ニーモ)のDRAGONFLY BIKEPACK 2Pを買いましたので紹介します。
就寝人数 2人
最小重量 1.3㎏
本体素材 15Dナイロン/メッシュ(FRフリー)
フライ/前室部素材 15D Sil/PeUナイロン
フロア素材 30D PeUナイロン
フロア面積 2.7㎡
前室面積 0.9㎡×2
このテントはNEMO社内のサイクリストがデザインしたものだそうです。
自転車への積載例はこんな感じ。
ハンドルバーに固定できるようにストラップがついています。
外側のバックは防水性のある素材で、開閉はロールトップ式です。
いつもは吊り下げ式ライト(GVOLT70)を使用しているのですが、干渉するのでVOLT200へ交換です。
中身を出しました。
大きさ比較のためにボトルを置いてあります。
左から
インナーテント
フライ
ペグ×10本
ポール
ボトルの下にあるのは別売りのフットプリント。
ペグはおまけの品質ではなく、NEMOの刻印入りのしっかりした品質。
このテントの最大の特徴は折り畳んだポールの短さにあります。
通常の軽量テントは軽量にするためにポールの折り畳みの点数をなるべく少なくするようになっています。
このテントはそこには目をつむって、なるべくコンパクトに収納できるようになっています。
各部品には設置位置が分かり易いように耳の部分が黄色とグレーで色分けしてあります。
フットプリントとポールをセットします。
ポールは一体型の両Y型。
ポールはDAC製。さすがの品質です。
伸ばすとカチッカチッと気持ちよくはまります。
吊り下げ式のインナーテントを設置。
頂部にエクステンションのポールを設置します。
これで壁が立ち上がり、内部空間が拡大されます。
内部にサーマレストのレギュラーサイズを2枚敷いたところ。
足元には荷物を置くスペースがあります。
組み立ては至って簡単。
コンパクトに収納できるからといって組み立てで不便はありません。
もう一つの特徴がこの荷物置き。
テント内には入れたくないけど、濡らしたくはないものを置くことができます。
入り口のどちら側にも取り付け可能。
小物やランプを収納できるネット付き。
インナーテントの外側にはループがついています。(何吊るすんだろ?)
2Pで2人用ということになっています。
一晩寝てみましたが大人+子供ならいい感じ。
大人2人+荷物だとちょっと窮屈です。
夫婦ならいいですが、知り合い程度だとちょっと厳しいかな。
山岳用テントの2人用だと思えば標準的な広さですけど。
まぁ、焚火して飲んで寝るだけならいいか。
ちなみにロードにも装着できます。
フットプリントも全部梱包した状態で約35cm、約1.8㎏。
C-C400㎜のハンドルです。
STIの変速操作も問題なくできます。
インナーテントのメッシュ部分が大きく、通気性はかなり良いです。
生地は薄いですが丈夫そうです。
(生地の厚さは同社のダガーストームと同じ構成)
バイクパッキングをする場合にハンドルバーにテントを積載するのが最良かはともかく、ドロップハンドルに設置できる大きさに収納できるというのは積載方法を多様にしてくれます。
また、バイクパッキングだけでなく同社の3シーズン山岳用テント:ダガーストームと同様の生地構成ですので、山岳用テントとしても利用できるはずです。
あれもこれもと欲張りに挑戦したいユーザーにお勧めです。