お題「#おうち時間」
初めてミラーレス一眼カメラのセンサークリーニングに挑戦してみました。
挑戦前
・難しそう・・・(*_*)
・失敗したら写らなくなるかも・・・( (+_+) )
挑戦後
・意外と簡単!(・ω・)
・きれいになって愛着がわきました (^^)/
数年前にスマホに変えてからすっかりカメラを持ち歩くことが無くなりました。
久々にブログを始めて物の写真を撮ろうと引っ張り出してきましたが、オートフォーカスが中々決まりません。オートで撮影しようとするとピントが合わず、シャッターが切れないのです。
調べてみると・・・ギャー(≧◇≦)
調べてみると、色々なサイトやyoutubeにカメラのセンサークリーニングの方法が出ています。しかし、どこを見ても「センサークリーニングは自己責任」、「メーカー保証が利かなくなる」等の記載があります。
!?(。´・ω・)ソンナニヤバイノ?ムツカシイノ?
やはりメーカーに依頼するべきかと、ソニーのサイトで調べてみるとセンサークリーニングだけならそんなにお値段高くないようです。
イメージセンサーのクリーニングは3.000円+税。
これはソニーストアへの持ち込みの値段。
宅急便での依頼は+往復配送料2,000円+税。
期間は10日間ほどとのこと。
詳細:https://www.sony.jp/support/ichigan/repair_service/sensor-cleaning.html
しかし、自分でやってみたい!!
こんな時はアマゾンを物色。
今回はこのクリーニングキットを買いました。
Tycka 9点セット カメラクリーニングキット
・レンズ洗浄液(30ml:アルコールフリー)
・ブロアー
・クリーニングブラシ
・レンズクリーニングペン(ブラシとスエード地のクリーナー)
・センサークリーニングスワブ(6本)
・マイクロファイバーカメラクリーニングクロス(2枚)
・とんがり綿棒(8本)
・レンズクリーニングペーパー(50枚入り)
・上記の物が入るハードケース
購入する際の注意はセンサーの種類ごとにスワブ(センサーを拭く棒)の幅が異なります。センサーを一回で拭き上げられるように、センサーの縦の高さに合うようにスワブの幅が決められています。そこだけ確認して注文する必要があります(主なセンサーサイズはマイクロフォーサイズ、APS-C、35㎜フルサイズ)
今回のセンサーサイズはAPS-Cです。
クリーニング手順
1.センサーの汚れ具合を確認する。
2.カメラのクリーニングモードでセンサー表面のほこりを落とす。
3.ブロワーでほこりを吹き飛ばす。
4.スワブでセンサーを拭く。
5.センサーの汚れが落ちたかを確認する。
1.センサーの汚れ具合を確認する。
今回はレンズを外すと誰の目にも明らかな汚れが付着していました。
これがセンサーを通すと写真にどの程度影響が出ているの確認します。
撮影モードは絞り優先(ソニーだとダイヤルを「A」に合わせる)、感度を最低にします。レンズの絞りを最小(一番光が入ってこない状態:F値を大きくする)にします。
レンズの絞りを小さくすると光が入ってくる量が減りますのでシャッタースピードは遅くなります。周りの明るさにもよりますが今回は2.5秒ほどでした。(夜の室内)
今回は撮影モード「A」(絞り優先)
感度:ISO100
絞り:F22
に設定しました。
ギャー(≧◇≦)ナンジャコリャ
コンタクトや眼鏡をしている方は経験があるかもしれませんが、ぼけーっと目の焦点を合わせず遠くの空とかを見ているとレンズについたホコリが見えることがあります。あれと同じ原理です。
センサーやレンズについたほこり、汚れが撮影されます。
2.カメラのクリーニングモードでセンサー表面のほこりを落とす。
カメラにクリーニングモードがついていればこれも実行します。ただし、今回のように目に見えて汚れているような大きなものには効き目はありません。
3.ブロワーでほこりを吹き飛ばす。
カメラを下向きにしてブロワーでほこりを飛ばします。カメラを下に向けるに向けるのは、吹き飛ばしたほこりが再侵入するのを防ぐためです。センサーだけでなく、レンズとの接合部やセンサー周りのほこりを飛ばします。また、麺棒でレンズ接続部のネジ山部もきれいにします。
OA機器用のエアダスターは使用しないほうが良いです。完全に気化しないで液体がセンサーに飛ぶことがあります。
手袋はニトリル手袋の食品加工用(粉なし)を使用しています。
4.スワブでセンサーを拭く。
いよいよ本丸。
イメージセンサーのクリーニングです。
スワブはマイクロファイバー製でシルクのような肌触り。
スワブは再利用できません。
片面で左から右へ一回拭いたら、反対の面で右から左へ拭きます。
これでこのスワブはもう使えません。
少しもったいない気もしますが、再利用すると除去した汚れが再付着したり、最悪センサーを気づつける恐れがあります。
(; ・`д・´)ゴクリ。キンチョウスルゼ
軽い汚れなら乾拭きで落ちるようです。
しかし、今回は乾拭きでは落ちませんでした。
新しいスワブのパッケージを開けて、クリーナーをスワブに吹きかけます。間違ってもセンサーに直接クリーナーを吹いてはいけません(/・ω・)/ダメ!ゼッタイ
十分きれいに見えますが、クリーナーを使用したらさらにもう一回乾拭きしろとのことなので、もう一本スワブを開けて乾拭きします。
クリーニング完了です。
5.センサーの汚れが落ちたかを確認する。
最初と同じ撮影モードで撮影し、汚れが落ちたか確認します。
撮影モード「A」(絞り優先)
感度:ISO100
絞り:F22
感想
今回初めてのセンサークリーニングに挑戦してみました。
当初は「自己責任」「メーカー保証効かなくなる」との書き込みに相当ビビりながらの作業でした。
やってみると意外と簡単で手順さえ間違えなければ誰でもできます。
スワブでセンサーを拭く場面は相当緊張しましたが、やってみるとセンサーは触れれば壊れるようなものでもなく、しっかりとしたガラスの板のような感触でした。
(イメージセンサーにガラスのレンズがついてるんだから当たり前だ)
やってみる前は「膜」のような脆さがあるものだと勝手に思い込んでいたので勉強になりました(≧▽≦)
最悪失敗したら新しいカメラ買うか!なんて思ってて次の機種(RX1)まで選定してたのに、やってみると楽しくてNEX-6にさらに愛着がわきました。