スキー・スノーボードをするときに愛用しているパタゴニアのジャケット。
もう何年前に買ったかも覚えてないくらい。
(10年くらい着ているような気もする)
うろ覚えですが、これを買った年はゴアテックス社の環境への取り組みにパタゴニアが疑問を呈してゴアテックスの生地を使用した製品を作らなかったような気がします。
そんなわけで生地はH2Noです。
モデル名も忘れてしまいましたが、今年の冬支度をしようと衣装ケースから出してみると、止水ジッパーと生地が圧着されている部分がはがれてきましたΣ(゚д゚lll)ガーン
修理をお願いしようと関内のパタゴニア直営店にもって行きました。
まーむ「ジッパーの修理をお願いしたいのですが・・・」
店員さん「あーこの年代のジャケットはそろそろはがれてくるころなんですよねー」
他の箇所も隅々まで点検してくれます。
他にも裾を絞るコードの留め具が壊れそうだとのこと。(修理代1か所¥500)
この時、ポケットの中までチェックしてくれるので、ゴミとか入っていないかよく確認しましょう。(洗濯したので確認しなかったから去年の飴の袋が残っていて恥ずかしかったぜ('◇')ゞ)
店員さん「圧着はパタゴニアでは治せないので、別の業者さんにお願いしてるんですよ。はがれないようにジッパーを生地に縫い付けて、裏から縫い目をシーム処理して仕上げます。今の時期は混んでるので10週間くらいかかります。」
まーむ「10週間!!Σ(゚д゚lll)ガーン」
シーズン終わっちゃうよ・・・。
店員さん曰く、最近パタゴニアの製品は修理できるということが知れ渡ってきて修理依頼をさばききれないのだとか。冬製品の依頼が多いので、夏はすいているとのこと。
2021年6月1日以降だと40%オフ!な上にウェブで申し込むとさらに20%オフだそうです。
100*0.6*0.8=48
だいたい半額で修理できます。
ということでメーカーでの修理はあきらめて、自分で直すことにしました。
用意したのは手芸用の布用両面テープとクッキングシート。
アイロンかけるとくっつくやつです。
止水ジッパーのはがれたところを見てみると、もともと両面テープで張り付けてあります。
計ってみると幅9mm。
接着する部分に布用両面テープを貼り付けます。
一気に全幅貼れないので、右側の奥まで張り付けるテープと左の奥まで張り付けるテープに分けます。
アイロンをかけなくても、この時点である程度くっつきます。
元のテープが9mmに対して布用両面テープが10mmなので1mm分はみ出してしまいます。
アイロンをかけたときにくっつかないようにクッキングシートをあてます。
布用両面テープの説明にある通り、あて布をして「中」の強さでアイロンをかけます。
裏面からも表面からもアイロンをかけます。
ジッパーの両側やります。
中途半端にくっついていた部分は一度はがして、新しい布用両面テープをはりました。
ジッパーの片側で5分程度でできます。
両脇で20分で完成。(準備時間除く)
アイロンがさめてから、はがそうと生地を引っ張ってみましたがはがれませんでした。
結構強力にくっつきました。
これなら大丈夫そうです。
ジャケットが生き返りました(^^♪
修理期間に10週間と言われたときは、もう新しいのを買うしかないかと半分諦めました。
しかし、修理もやってみると意外と簡単です。
愛着もさらに沸いて大切に着ようと思う気持ちが強くなりました。
布用両面テープΣ(゚Д゚)スゲェ!!
ちなみにジッパーについているコードが経年劣化でダメになっていたのですが、これは直営店で無料でもらえました。