【自作PC】小学生の息子とゲーミングPCを自作してみた話【構成編】
普段使用しているパソコンはMacBook ProでSDカードスロットが搭載されていた最後のモデルです。 (Retina, 13-inch, Early 2015)
長男が「このパソコンでフォートナイトできないの?」と聞いてきました。
「Macはゲーム動かないよ」とざっくりした感じで答えていたのですが、毎日毎日「できないの?」「なんで?」と聞いてくるので、真面目に調べてみました。
我が家のパソコン
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)
ディスプレイ:Retinaディスプレイ
プロセッサ:2.7GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ
メモリ:8GB 1,866MHz LPDDR3オンボードメモリ
ストレージ:128GB PCIeベースフラッシュストレージ
ビデオカード:Intel Iris Graphics 6100
フォートナイトをプレイするのに必要な環境を調べます。
https://www.epicgames.com/help/ja/fortnite-c75/c118/pcmac-a3332より引用
最小システム要件でビデオカードが一番上にあるということは、これが一番重要ということでしょう。
ということでビデオカードの性能比較をしてみます。
最小システム要件:Intel Iris Pro 5200
我が家のMac:Intel Iris Graphics 6100
あれまぁ。
最小システム要件で挙げられているIntel Iris Pro 5200よりも処理能力が低いという結果になりました。動く可能性はあるといったところでしょうか。
これはおそらく理論値での比較になるので、実際は対戦相手と打ち合うというゲームの性質上、楽しくプレイするのはとうてい無理そうです。
まぁ、無理を承知で試しに一回ダウンロードしてみるか(‘ω’)ノ
と思ってゲームの容量を調べてみました。
推奨空きストレージ:80GB
(。´・ω・)?
80GB( ゚Д゚)ギガバイト!
いや、マックのストレージは全部で128GBしかないよ。(*_*;ムリダ
というわけで、性能的に全然足らないので、ゲーミングPCを自作してみることにしました。
出来合いのパソコン(変な表現だ)を買ってきてもよかったのですが、同じお金をかけるなら少しでも教育になるようにと息子と一緒に組み立てることにしました。
なによりも私自身が、今の息子と同じ年(小学校高学年)の頃、父と一緒にPCを自作した思い出があるのです。
1990年ごろだったと思います。
5インチのフロッピーディスクで読み込みにガッチャンガッチャン言ってましたね(*‘∀‘)ドスコマンド
せっかくなのでパソコンを組む前に息子には宿題を出します。
この本を読んで勉強してもらおう。
息子が本でパソコンの基本的なことを勉強している間にPCの構成を考えます。
参考にしたのはこれ。
ほうほう。
うわさには聞いていたが、そこまでAMDが巻き返しているのか。
学生の頃は解析で使用するPCの速さが気になりましたが、社会人になってからPCのスペック競争には縁がなかったのでなかなか勉強になります。
というか規格が変更・追加・進化しているのでさっぱりわからん(*_*;
M.2はエムドットツーと読むそうです。
父も勉強です。
検討条件
予算:本体で10万円、モニター+その他で3万円
スペック:CPUよりもGPUに予算をかける
優先順位:信頼性>スペック>予算
ロードバイクもそうですが、構成を考えているこの時間が何とも言えない楽しい妄想タイムです(/・ω・)/
ポク
ポク
ポク
チーン(゚Д゚)ノ
できました。
CPU:最近元気なAMD。スタンダードなRyzen5を選択。インテル1強では面白くないからね。GPUに予算をかけるためここは控えめ。
GPU:信頼性からゲーミングPCの世界では定評のあるMSI製にすることを最初に決定。ここを良いものにしておくとPC自体の寿命が延びます。負荷がかかる場所なのでシングルファンは避けます。価格的にめいっぱい背伸びしてGeForce GTX 1660 SUPERかつ冷却ファンを二基搭載したものにします。
マザーボード:気に入ったPCケースの大きさからMini-ITXを選択。無線LANを装備したもの。
メモリ:8GB*2枚。必要十分。
ストレージ:速度を重視してHDDではなくSSD。まずは1テラあれば十分でしょう。足りなければHDD増設すればよし。
電源:余裕をもって650Wを考えていたのですが、コロナの影響で入手困難に。在庫のある中から500Wで妥協。不要なケーブルが外れないタイプでこの部品だけ唯一の不満。
PCケース:一番こだわったのがケース。前面アルミのヘアライン仕上げ、両サイドガラス製パネル。ガラスに光が反射するので上手く写真が取れない*1
実物は写真よりも数段かっこいい!(‘◇’)ゞ
サイズは幅174×奥行375×高さ245 mm。割と小柄。マザーボードがMini-ITXしか入らない。
モニター:映像のきれいさからIPSがいいなと思っていたところにview sonicの新製品が登場。応答速度1ms、リフレッシュレート144Hzと申し分なし。新製品なので口コミ0件。人柱覚悟。
モニターアーム:限られたスペースを有効に使いにはコレ。23.8インチのモニターでも重量的に問題なし。
※この段階で足らないものに気が付いていない(;^_^A
家の近くに実店舗のあるドスパラとアマゾンで注文します。
後に気が付くのですが、自作PCはトラブルになったときに相談する先も頼るサポートもないので、全部ドスパラで買うという選択肢もあったと反省。ドスパラは有償でトラブル対応も行っています。ドスパラ購入品の不良ならその場で対応してもらえます。
届きました。
それでは組み立てます。
次回【組立編】へ続く
*1:+_+