最近、どうも自作PCの調子がよくありません。
ブルー画面がでたり、起動しなかったりが時々あります。
(この再現性のない時々というやつが一番厄介です( (+_+) ))
今年の夏に小学生の息子(チビ助1:6年生)とPCを組み立てました。
(フォートナイトをやるためのスペックを基準に)
組み立てたばかりの時もブルー画面が出たり、起動しなかったりと様々な不定期な再現性のない現象に悩まされました。
この時はいろいろ試しましたが、結局マザーボードとグラフィックボードをつなぐハーネスが排熱に干渉しているようで、取り回しを工夫することで解消できました。
おそらく症状が同じなので、このハーネスが悪さしていると考えられます。
今使用しているケースはRAIJINTEK:OPHIONで174×375×245 mmと見た目を重視したコンパクトなモデルです。
排熱処理が上手くいっていないとなると同じ部品構成では、根本的な解決はできないと判断し、ケースを一回り大きいものにすることにしました。
ということで、購入したのはCOOLER MASTERのMASTERBOX Q300LというPCケース。
箱から出します。
左がQ300L、右が現在使用中のRAIJINTEK:OPHION。
Q300L:387 x 230 x 381mm=33,912,810m㎥
OPHION:174×375×245 mm=15,986,250m㎥
約34Lと約16L。
だいたい倍の容積になります。
前回組み立てたときはアドバイスしながら、実際にやって見せて力の加減を教えながら組立をやらせました。
今回は口だけ出して作業自体は全部子供にやらせてみます。
まずは部品の取り外しです。
グラフィックボードを取り外します。
長い日には一日4時間(もっとか?(ーー゛))フォートナイトをやるので一番負荷のかかっていることろです。
こいつの排熱が上手くいかないのが不調の原因(のはず)。
ケースが小さいので、部品が中に無理やり納まっているので、マザーボードに直接グラフィックボードが刺さりません。
ハーネスを介してマザーボードとつながっています。
このハーネスがグラフィックボードの裏を通っているのですが、そのせいで排熱が上手くいってないようです。
本体をひっくり返してマザーボードの4隅のネジを外します。
背景に写っている紙コップは刺激を受けたチビ助3(小1)が隣で工作を始めましたものです(*‘∀‘)
マザーボードからコネクタを外していきます。
メインのコネクタが一番固い(>_<)
少しずつ力を入れて外します。
ガッとやってはいけません。
取れました。
コネクタ以外は外しません。
電源ケースとファンも取り外します。
HDDはありません。
M.2でSSDがマザーボードに付いています。
新しいケースの準備をします。
背面のグラフィックボード端子面が出てくるスロットを開けます。
アルミのフレームに切れ込みが入っているので必要な分だけ開けます。
(今回は2個分)
電源ケースから固定します。
電源ケースから延びる各種配線を伸ばしてみて届くかどうか確認します。
結構ギリギリのやつもあります。
はめ込んでいきます。
一番苦労したのはメイン電源の隣にあるフロントパネルの配線(電源、リセット、LEDなど)でした。
ケーブルの長さがギリギリなので大人の手だと作業できないくらい。
マザーボードへの配線完了。
グラフィックボードを差し込んで、電源ケーブルを接続します。
PCケースにマザーボードを固定します。
あらま。
グラフィックボードが干渉してマザーボードの4隅のネジが取り付けられません(^_^)/
グラフィックボードを外してマザーボードの4隅をネジで固定します。
PCケース側のタップが甘くて↓このネジだけは子供の力では入りませんでした。
このマザーボード下のネジだけは父の組立です。
固定したら再度グラフィックボードを取り付けて配線を整理します。
電源ボックスからケーブルが抜けるタイプの方がすっきりしますね。
次に、自作PC組むことがあったら絶対ケーブル抜けるタイプにします。
容積が倍になったのでスカスカです。
排熱にも良さそう(^_^)/
できました。
OPHIONは側面が両側ガラスで高級感がありました。
今回のQ300Lは樹脂製です。
一発で起動OK!( `ー´)ノ
不具合無しです。
今回感じたのは熱処理の難しさ。
市販のノートパソコンやスマートホンは本当に計算された排熱処理です。(^^)/スバラシイ
あんな部品密度でよく熱処理できるなと改めて感心しました。
さてさて、こんな体験を何回か繰り返すうちに、子供たちにもハードに興味持ってもらえるでしょうか。
最近はプログラミングとか流行ってますが、ソフトばっかりではなくハードのエンジニアも増えないと困るからねぇ(/・ω・)/
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