オルカブロンズの105からのコンポ載せ替え作業がようやく終わりました。
サドルとペダルも含めて約1kgの軽量化となりました。
走れるようにサイコン、前後ライト、ボトルケージ、ツールケースを付けます。
スラムRED22の感想(インプレ)
車体を持った瞬間軽っ!!(;゚Д゚)ってなります。
さすがに1kgの減量。こうかはばつぐんだ!▽o^ェ^o▽
ダンシングしたときに一番効果を体感できました。
STIレバーからダブルタップレバーに交換しただけで200g以上軽くなっているのでハンドル付近の軽さは圧倒的です。
独特で有名なダブルタップの操作方法は思いのほか簡単に慣れます。
操作感が明瞭でキモチイイ(*‘∀‘)
リアの変速:
1クリックでハイ側(外側)へ移動。そのクリック感があるところからさらに押し込むとロー側(内側)へ変速します。ロー側へは多段変速可能です。一回の押し込みで最大で4速(11速→7速)の変速が可能です。クリック感は硬め。クリッという感じではなく「ガチッ」としっかり目。エルゴレバーの親指で操作するロー側への変速の「ガキッ」という感触ほどは重くないです。「変速しますよ」という情報が、荒れた路面を走っていてもわかる作りになっています。
フロントの変速:
アウター側にチェーンがあるときは1クリックでインナー側へ変速します。ラチェットが効いて押し込む前に1クリックの位置でワイヤーが緩みます。
インナー側にある時にはレバーを押し込むとワイヤーを巻き上げてアウターに変速します。上げる時も下げる時も1本のレバーを操作するだけです。
ダブルタップレバー:
シマノとの最大の違いはブレーキレバーの移動方向が前後に固定されている点でしょう。
スラム・カンパはシフトを操作するレバーとブレーキを操作するレバーが完全に役割が分かれています。シマノはブレーキレバーにシフトの機能を持たせているので、前後の動きでブレーキ操作、内側への動きでシフト操作になっています。
スラム・カンパのブレーキレバーが前後方向に固定されているのは操作系としてはシンプルです。内側に動かないため剛性感もあります。
ですが、シマノを使っていてこの辺りを不満に思ったことはないです。
ブレーキをかけて減速しながら右レバーを内側に倒してギアを軽くするといった使い方もできます。
この辺りはどちらが優れているというよりも好みでしょうか。
そのような差がありますが、スラムREDのレバー操作感は上々でかなり好みですね。
ブレーキについて:
デザインがステキ(*'▽')
メッキ処理と黒塗装比率が絶妙です。
ブレーキはさすがに105からの性能向上が体感できます。
ブレーキアーチの強度が向上しているからかソリッド感が増してます。
純正のパッドはスイスストップ製でした。
変速について:
走り出してみると変速はバッチリ。
フロントの変速も思うように決まります。
ただし、チェーンラインがフロントの変速に影響します。
フロントをアウターに変速するときにチェーンラインが中央よりハイ側(外側)にあるとスッと気持ちよく上がります。スバラシイ。
チェーンラインが中央よりロー側(内側)にあるとワンテンポあって変速します。
あ、スラム(;゚Д゚)って感じです。
変速するのにもコツがいるかな、と。
苦労してフロントディレイラーの調整を行ったおかげで、インナーローでもアウターハイでもチェーンのする音は聞こえません。
総合的にシマノ105と比べて変速性能が良くなったのかと言われると、、、体感できるほどの差は無いかな?というのが正直な感想です(*‘∀‘)ミモフタモナイ
見た目は現行のスラムRED22は地味ですね。
先代の方がカラーリング的には派手で好みです。
(現行のeTAPのクランクもかっこいい)
ただし、地味だけどよく見るとなんかいいもの使ってるというのがわかる仕上げになっています。
一番のお気に入りはスプロケの裏側に刻印されたRedの刻印。
こんなの他人は絶対気づきませんが乗っている本人だけが知っている(*'▽')
最大のメリットを挙げるとするとこの地味さのおかげで、コンポ一式入れ替えても奥さんは気が付かないってことですかね(/・ω・)/